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第78話 紫外線の強いこの時期に、再度ビタミンCの話

年々暑くなる、所謂都市温暖化(決して地球温暖化ではなくて)の直中にあって、異常なほどの美白ブームが続いているんだけれど、ずいぶん前に細川氏とやった【美容情報を検証する】と題したコラムの一つ、「ビタミンの大御所 ビタミンC」をもう一回ここに乗せておきます。

ビタミンの大御所、ビタミンC

★もとはと言えば、ライナス・ポーリング博士

細川:ビタミンCというと、O先生を思い出します。

西川:彼は、確か、アスコルビン酸(ビタミンC)の原末を毎日1グラム飲んでたね。

細川 :で、忘れられないのは、腕をまくりあげて肌の白さをアピールしてたことです。

西川 :ちょっと、気持ち悪かったけど(笑)・・・。もともと、彼は、生化学者だったから、おそらく、ライナス・ポーリング博士の影響やと思うねんけど。

細川:ノーベル賞を2度受賞したというアメリカの有名な生化学者ですね。ポーリング博士と言えばビタミンC、ビタミンCと言えばポーリング博士ですからね。

西川:そう。業績としては、分子構造と化学結合の研究を評価されてのことなんですけど、博士は、晩年は、分子矯正医学という考えを唱えています。それは、副作用の恐れのある薬剤よりも、ビタミンのように人間の身体に必要とされるような物質を、必要とされるよりももっと多くの量を摂取することによって、健康を維持したり、病気を治そうとするものです。その分子矯正医学の代表的な療法の1つが、“メガビタミン療法”なんですね。そして、その中でも、特に、ビタミンCを大量に摂取することで、風邪の予防になるとか、免疫力を高めて、いろいろな病気、例えば、ガンなんかも治せるとやったわけです。

細川:それって、要するにサプリメントをとるということですよね?

西川:いや、不足を補うというよりも、もっと大量に摂取することで、今まで知られていなかった効果を期待するという考えです。ただし、セルフケアのために、それまで、ほとんど、さほど注目されていなかったビタミンにスポットを当てたことは、間違いなく、現代のサプリメントを摂取するという健康法の原型になっていると考えるのが自然やと思います。1970年に出版された「ビタミンCとかぜ」という本は、爆発的なベストセラーになり、全米のドラッグストアのビタミンCの在庫が、またたくまに、なくなったという話しは有名です。なにせ、ノーベル賞を2度とった天才科学者が、さほど高価なものでもないビタミンCを飲むと、風邪を引かなくなるし、あらゆる病気の予防になると断言したわけですから、当時の一般の人の熱狂ぶりは、それは、もう、みのもんたどころの騒ぎではなかったでしょうね。

細川:なるほど。

西川:そして、博士、自らも、1日になんと、18グラムのアスコルビン酸を飲み、93歳まで生きています。ただし、その後、医学界の趨勢としては、ビタミンCを摂取しても風邪の予防にはならないと結論付けられてはいます。ただ、日頃から1グラムくらいの大量摂取をしていたり、風邪の引き始めに大量に摂取すれば、平均して半日ほど風邪が早く治るとされています。

細川:たった、半日ですか?

西川:そうです、半日です。ビタミンCを飲んでいても、風邪を引く時は引きます。ビタミンCを大量に摂取し出してから、風邪など引いたことがないと強弁していた博士も、実際は、何度も風邪を引いていたことが、後に、友人に宛てた手紙で明らかになったとしています。ただ、治りが半日ほど早くなるということですね。

細川:その他の病気についてはどうなんですか?

西川:ビタミンCの摂取と病気の治癒、特に、ガンとの関係は明確なことは言えません。要するに、ビタミンCだけを大量に摂取して解決できるほど、病気は単純なものではないということでしょう。

細川:そう言われれば、その通りですね

★良きにつけ、悪しきにつけ、ポーリング博士の影響は大

西川:結局、ポーリング博士は、生化学者としては、とてつもなく素晴らしい実績を残されていますが、臨床家ではなかったということかもしれません。

細川:なるほど。それは、試験管の中で起こることを、そのまま、人間の身体の中に持ち込めないということですね?

西川:その通り!おそらく、ポーリング博士ほどの科学者ですから、論理的には筋が通っていることを主張されてたと思います。ただ、人間の身体のメカニズムは、もっと複雑、かつ、曖昧で、個人差が大きいということかもしれませんね。

細川:実際に、朝日新聞社から出版されている「ポーリングの生涯」という本を読むと、その通りのようで、ビタミンCのことになると博士は、臨床デ−タ等も、自分の考えに合うところばかりを採用し、都合の悪いデータや証拠は無視していたようですね。そのことから、時の医学界からは、異端扱いされていたことが、はっきりと書かれています。

西川:結局、ビタミンCは、博士が言うほどは、万能薬ではないということでしょう。ただ、そのように、博士の晩年のビタミンC研究は、さまざまな批判があるようですが、繰り返しになりますが、一般の人にビタミン摂取によるセルフケアというか、医者に頼らずに自分の健康を守るいう意識を芽生えさせたことは、大変な功績のようにも思えます。彼くらいの“ビッグネーム”の学者だったからこそ、あそこまでの影響力を発揮できたのでしょうし。

細川:なるほど。肝心のビタミンCについては、どう考えるべきでしょうか?

西川:まずは、ビタミンC自体は、よく、車のエンジンオイルに例えられるように、体内のさまざな化学反応の際に必要な補酵素ですから、コラーゲンの生成をはじめ、働きを挙げていけばキリがありません。代表的な抗酸化ビタミンでもありますから、最も重要なビタミンと言ってよいと思います。

細川:何はともあれ、ビタミンCというゆえんですね。

西川:はい。そして、体内で生成されませんし、水溶性で、比較的すみやかに体外に排泄されますから、成人の所要量とされている100mgを超えて、摂取するに越したことはないでしょうね。ただし、ビタミンCさえ摂取すれば、ガンをはじめ、いろいろな病気にかからないというのは、偏った考えで、ビタミンC信仰になってしまいます。病気にかかるということは、決して、1つのビタミンの多い少ないだけで決まるものではないことは、冷静に考えれば、誰だって理解できることでしょう?

細川:分かります。

西川:まずは、万遍なく食べるという、これも当たり前な原則を踏まえた上で、ビタミンCを摂取することは、悪くないことです。

細川:現代では、野菜や果物に含まれるビタミンやミネラルが減っていると言われて久しいですから、サプリメントとして摂取するに越したことはないということですね。

西川:そうです。美容面でも、健康面でも、です。

★取り方が最大の問題

西川:ただし、とにかく、取ればよいというものではありません。

細川:といいますと?

西川:これは、なぜ、アスコルビン酸を大量に摂取する必要があったかということに繋がるのですが、簡単に言えば、ビタミンCと言えば、アスコルビン酸なのですが、実は、自然界には、アスコルビン酸が単体で存在することはあり得ないのです。要するに、野菜や果物中に存在するビタミンCは、アスコルビン酸が裸で存在するわけではなく、さまざまなアミノ酸だとか、脂肪酸、植物性の成分と複合体を形成しているわけです。

細川:アスコルビン酸が裸というのは、不自然だと。

西川:その通り。

細川:なるほど。ここに、それを証明するデータがあります。農林水産省の外郭団体が発表しているのですが、成人の血中のビタミンCの濃度を、だいたい、35%あげるのに、リンゴであれば、1.5個(含まれるビタミンCは約3.2mg)必要で、サプリメント(アスコルビン酸)であれば、なんと、500mg必要になると言うのです。驚くべき効率の差なんです。

西川:アスコルビン酸だと、156倍も必要になると。

細川:そうなんですね。

★異物か、食べ物かの違いはとてつもなく大きい

細川:だから、野菜や果物、要するに食べ物から摂取しなければならないということですね。

西川:そうなるわけで す。ですから、サプリメントで摂取する場合は、よく言われる天然か、合成か、ではなく、単体か、複合体かが 、品質を左右するポイントになります。言い換えると、人間の消化器官にとって、異物と認識されるか、食べ物、要するに、取り入れるべきものと認識されるかの違いですね。

細川:だいたい、どこのメーカーも天然をセールスポイントにしています が、さほど意味はないということですね。

西川:ほとんど、意味がありません。単に、イメージの問題でしょう。

細川:野菜や果物中に存在する複合体であることが最重要であるということですね。

西川:それだけではありません 。単体のビタミンC、要するに、アスコルビン酸を大量に摂取することの弊害も分かってきました。

細川:身体に 悪い影響があると?

西川:そうです。それは、ビタミンCには抗酸化作用があるのですが、それは、自らが酸化されることで、大量のアスコルビン酸を摂取することで、逆に、たくさんの活性酸素を生成することになりかねな いというものです。

細川:よかれと思って摂取したビタミンCが、逆に身体に悪いと。

西川:笑い事ではありません ね。

細川:なるほど。侮ることなかれ!ですね。

★知っておくべきこと

細川:大切なことは、まずは、バランス良く、野菜や果物をたくさん食べることですね。

西川:そうです。これで、 必要な量は、間違いなく、十分にまかなえます。

細川:さらに、現代人であれば、サプリメントで摂取するに越したことはないと。だたし、抽出されたビタミンCではなく、天然に存在する形態に近い複合体のサプリメントを 厳選することが大切だということですね。

西川:そういうことですね。


ビタミンC高配合の何々化粧品や、何々サプリ(効率悪過ぎ)、カネボウのロドデノールなんか使わなくたって、レモンでもかじっておけば十分なんだけどね。

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