[美容外科/美容整形]心斎橋中央クリニック | [院長日記94話]充填材による豊胸手術について
第94話 充填材による豊胸手術について

豊胸手術については何度も書かせて頂いていますが、その方法は、❶所謂シリコンバッグの挿入、❷脂肪移植、❸ヒアルロン酸製剤などの充填、の3種類があります。

シリコンバッグの挿入手術については、その方法の歴史は相当古く、バッグ自体の改良が進んで、今ではコヒーシブシリコンバッグが主流となって、相当確実で安全な方法となってきています。

脂肪移植については、再生医療の進化等で、少しずつではありますがその治療効果はよくなってきています(まだまだ全く万能ではありませんが)。

今回取り上げるのは❸充填材による豊胸手術なのですが、従来より美容目的で使用されてきたヒアルロン酸製剤の中で、そのボリュームとしての持続期間が長い(2年程度ではありますが)製剤を豊胸目的で使用したのが始まりですが、今でもこのヒアルロン酸製剤は多く利用されています。
最近では、もっと持続期間が長いと謳ったヒアルロン酸に他の製剤を混ぜたものや、アクリルアミド系の製剤等々、何種類かのものが出回っています。

いずれこれらの製剤で大きな問題が起こるであろうことは安易に予測出来ましたが、案の定最近、その問題が取り上げられるようになってきました。
以下の記事を参照下さい。

美容目的の豊胸でジェル状の充塡(じゅうてん)剤を使った女性の間で、しこりや感染症などの合併症が相次ぎ、形成外科医らによる日本美容外科学会(JSAPS、正会員1220人)は1年以内を目標に、使用禁止などを盛り込んだ指針をつくることを決めた。国内では規制がないため、厚生労働省にも認可制などの仕組みを求める。

充塡剤はゼリーのような素材で、管状の器具で乳房に注入する。化学物質のポリアクリルアミドと水を混ぜたものや、シリコーン、ヒアルロン酸などの素材が使われる。シリコーン製のバッグと比べ、充塡剤は全身麻酔が不要で傷が小さく、全国の美容クリニックで扱っている。

学会は6~7月に形成外科医約4千人に充塡剤の使用に関するアンケートを実施。回答した132人のうち72人が計108件の合併症を診察していた。症状別ではしこりなどのかたまり44%、感染症22%、皮膚変化8%、変形6%など。

豊胸の合併症を多く診療する野本俊一医師(日本医科大付属病院)によると、充塡剤は大胸筋を覆う筋膜と乳腺側の筋膜の間に入れる。その際に菌が入ったり、充塡剤が乳腺に入ったりすると、炎症などが起きる恐れがある。充塡剤が乳腺や大胸筋などに散らばると、すべてを取り出すのは難しいという。

JSAPSの大慈弥(おおじみ)裕之理事長(福岡大副学長)は「充塡剤の豊胸目的での使用はやめるべきだ」と話す。別団体の日本美容外科学会(JSAS、会員975人)も昨年3月、一部の充塡剤による豊胸について、推奨できないとする声明を発表した。

豊胸目的の充塡剤をめぐっては、米食品医薬品局は血管を詰まらせる危険があるなどとして使用を禁じている。流通した場合は押収や罰金などの措置を取る。日本では、豊胸目的で国の承認を受けたものはない。一方で、使用に対する規制がないため、医師が自由診療の中で使っており、流通量ははっきりしない。
充塡剤を豊胸に使っている都内の医師は「バッグよりも胸が軟らかく仕上がるので患者の満足度は高い。問題を起こすのは技術のない医師で、いつ誰がどう施術したか登録する仕組みを作るべきだ」と話す(朝日新聞、共同通信、NHKが共同取材による記事から)

医師の技術云々は当然あるのですが、少なくとも非吸収剤やそれらを含んだヒアルロン酸製剤を使用しているような豊胸手術はくれぐれも受けられないようになさって下さい。

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