ここ数年来、フェザーリフトと称した顔の弛みの改善を目的とした治療が広く行われています。アプトス、ワプトス等の名称のものがほとんどで、それ以前にも、似たようなポリプロピレン糸を使ったものは存在していました。
皮膚の収縮を促したり、コラーゲン量を増やす云々のものですが、如何せん、受診者の方の満足度は低いと言わざるを得ませんでした。
かく言う私も、手術後の経過負担が少なく、フェースリフトに匹敵するような効果が出せないかと、特殊な糸の開発に試行錯誤していましたが、ほとんど皮膚に切開を加える事なく表情筋の弛みを改善させる治療法を、昨年10月に開発しました。
以後100症例を超えたのと、術後の安全性に不安がなくなりましたので、ここにお伝えする事にしました。開発中、名古屋中央クリニックの伊藤院長に多分に協力していただいた事もあって、上記の名称としました。