本日のカウンセリング

【第44話】 身内の言葉は酷!?(2019/02/23)


「この1~2年、親の介護や仕事がハードだったのでぐっと老け顔になってしまいました。親や娘にも老けた老けたと何度も言われ、それがすごく嫌で最近はずっとマスクをつけて生活しています。何とか5歳くらいでいいので若返らせてもらえないでしょうか?」というのが本日ご来院された60代女性の患者様のご相談でした。
拝見すると、目の下に凹み(へこみ)ができ、法令線が深くなり、口周りのシワが目立ってくるという、ごく自然な老化現象が起こっているだけでした。
とはいえ、ご本人からすればそんな簡単には割り切れる話ではありません。1~2年という短期間での急激な変化であるうえに、身内の方にイヤと言うほど変化を指摘されているそうです。「もうイヤだ!!我慢できない!!」と、気持ちに折り合いがつかなくなり、ご来院されたということでした。
いくら家族でも、気にしている事を何度も何度も指摘されたら嫌になりますよね。
院長からの提案は、「根本的に全体にたるみを引き上げるのであればフェイスリフトが必要ですが、目の下の凹みにヒアルロン酸を注入して張った感じを出すだけでも若返って見える方じゃないでしょうか。それをされてみて、それでもまだ老けた印象が気になるようであれば口周りなどの対処をご検討されるといいでしょう。」という内容でした。
当院で採用しているヒアルロン酸は、目の下のゴルゴ線のような凹みに使うモノであれば、2年前後から徐々に加水分解が始まり、最終的には無くなるという極めて安全性の高いものです。そのことをお伝えすると「そんなに長く持続するなら」と、すぐに注入することを決められました。
注入後の目の下は凹みの陰も減り、パンっと張った印象に変わりました。
やっぱりこの部分の張りは、若くみせるためには凄く有効なんだなと改めて感じました。これなら、ご家族からも「なんだか若返った?」と言ってもらえるのではないかなと思います。