本日のカウンセリング

【第50話】 二重の手術でよくある誤解(2019/07/14)


日、目の整形手術を考えているということでご来院された30代女性の患者様のお話です。
普段はアイプチでご自身の元々の二重を広げて作られているということでしたが、なかなか思うような幅広の平行二重にならないため、手術を検討されておられるとの事。「埋没法だと戻ってしまうみたいだし、まぶたの厚みも気になるのでそれが解消できるなら切開でしたい。」というご希望でした。
これは本当によく説明させていただくことなのですが、切開で二重を作っても戻らないという事はありません。目を開閉する筋肉(上眼瞼挙筋)に負担のかかる幅の広い二重であれば、切開しても戻ってしまいます。逆に埋没法でも負担の少ない幅であれば、5年、10年と長持ちします。
ただし、瞼の厚みを取り除くという目的があるのなら、切開法で行うメリットはあります。
このことを先生が説明され、さらに「ご希望の平行型の二重をつくろうと思うと、目頭切開をして目頭の皮膚のかぶさりを取り除くことが良いですよ。そうすると目頭側の二重幅が広く見えやすくなりますので。」という提案もされました。
患者様はやはり厚みをなくしたいので二重は切開法を希望され、併せて目頭切開も受けられることになりました。
元々目元の相談だけとお考えだったようなのですが、カウンセリングにより安心感をお持ちいただけたようで、実は鼻についても悩みがある事も打ち明けていただきました。
本日、二重の手術とあわせて鼻先を細くする鼻尖矯正手術も同時に受けられたのですが、手術直後のお顔を見られると、「すごく良い!鼻も一緒に手術できて良かった~!相談して良かった!」とおっしゃっていただけました。