本日のカウンセリング

【第68話】 無駄に切らない (2020/10/07)


本日ご来院の患者さんは30代女性で、鼻先を細く見せるにはどんな方法がありますか?という相談を受けました。
他院に相談されたこともあるそうで、そちらでは鼻柱の一部を切開した上で鼻先の軟骨を操作するオープン法と呼ばれる術式での鼻尖縮小手術をすすめられたとのことでした。
鼻先の手術を行う場合、他院ではオープン法を採用されるケースが多いようですが、皮膚を切開するため抵抗がある方も多いのではないでしょうか。今回の患者さんも、周りにバレない程度(鼻先を指で少しつまんだくらい)の変化を望まれておられました。やはり他院での説明を受けて、そこまでの大それたことはしたくないと思われたようです。
当院のカウンセリングでは、鼻尖軟骨矯正という糸で鼻先を細く見せる切開しない方法が提案されました。「切らないでもこのくらいには細く見せられると思いますよ。」と患者さんの鼻先を触りながら院長が説明すると、「そうそう!このくらいで良いんです!切らないでできるなら嬉しいです!」と、喜んでおられ手術の予約をとられました。
よほど軟骨の厚みが大きい場合にはオープン法での適応も考えられますが、そうでない場合は院長はまずできるだけ患者様に負担の少ない(切開をしない)方法で、お悩みを解消できないかと考えます。
このようなカウンセリングを日々見聞きできることはとても興味深く勉強になるなと感じています。
今回のような鼻の整形の例のみならず、二重やその他の整形に関して他院で切開しないとご希望は叶えられませんと言われ、それを受けることを躊躇されている方は、当院の院長のカウンセリングを受けて頂きたいと思います。